宅建の資格を取得してるけど、転職に有利なの?
初めて転職する方は、転職の進め方や、持っている資格が転職に有利に働くのか気になりますよね。
せっかく努力して取得した宅建の資格も、活用方法を間違えると意味のない資格証明書になってしまいます。
今回は資格マニアの私が、宅建資格を活用した転職方法についてご紹介します。
これから転職活動を始める方は、必見の内容となっていますのでぜひ最後までお読みください。
- 宅建士を活用して、有利に転職を進めたい
- 初めての転職活動で不安
- 宅建士の資格を持っていると、どのくらいの年収が見込めるのか
宅建資格は転職に有利?
結論として、宅建資格は転職にかなり有利です。
- 資格取得に向けて自己研磨に励んでいることをアピールできる
- 不動産業界であれば、宅建士として即戦力として働くことができる
資格取得に向けて自己研磨に励んでいることをアピールできる
宅建士の資格は、世間一般的に有名であり、難関資格であることを業界外も認知されています。
そのため、宅建士の独占業務でない他業種でも、「努力する姿勢」を高く評価されます。
不動産業界であれば、宅建士として即戦力として働くことができる
宅建士は、不動産業者であれば宅建士を設置する義務があります。
不動産業界であれば、取得している社員も多いですが、転勤や異動もあるため、より多くの宅建士を確保しておきたいニーズがあります。
宅建資格が求められる業界
宅建士は主に以下3業界から求められる資格になっています。
「令和元年度宅地建物取引士資格試験の結果について」の申込者職業別内訳になりますが、いずれも高収入な業界であることは間違いありません。
- 不動産業界(申込者 33.3%)
- 建築業界 (申込者 14.7%)
- 金融業界 (申込者 10.9%)
転職時の見込み年収
厚生労働省が集計した宅建士が求められる業界の賃金は以下の通りになっています。
業界の平均年収としては、他業種よりも年収額が多い職種になります。
特に「金融業/保険業」は厚生労働省の集計した中で一番高年収の業界になります。
- 不動産業/物品賃貸業 394.8万円/年
- 建築業 344.5万円/年
- 金融業/保険業 479.2万円/年
引用元: 令和2年賃金構造基本統計調査の概況
転職後の業種・業務
業界ごとに平均年収は異なりますが、宅建を取得していると未経験者でも転職しやすいとされています。
転職後は、「営業」「管理」「事務」の業務を担当したいのか、イメージしておくことは重要です。
不動産業界の例になりますが、「営業」「管理」「事務」のそれぞれの業務は以下のとおりです。
- 営業職 ・・・ マンションや戸建てをお客様へ紹介する職業
- 管理職 ・・・ 物件管理する職業
- 事務職 ・・・ 営業スタッフのサポート業務
不動産業界の「営業」
不動産業界の営業は、マンションや戸建て住宅を個人のお客様や、法人のお客様にご紹介することが主な仕事になります。
アパートを借りたり、住宅を購入された方は、イメージしやすい職種ではないでしょうか。
不動産の中では1番就職しやすいとされる職種になります。
不動産業界の「管理」
不動産業界の管理は、物件オーナーより管理を受託し、管理手数料を受け取って、物件管理や入居者募集することが主な仕事です。
基本的にはルーチン作業になりますが、入居者からのクレーム対応に苦労すると言われています。
不動産業界の「事務」
不動産業界の事務は、営業スタッフのアシスタントを行う職種になります。
来店されたお客さまや電話受付などの一時対応や契約書類の作成・物件のデータ入力等が主な業務になります。
営業スタッフは新しい物件のチェックやお客さまの質問に対応する必要がありますが、事務スタッフは日々同じ作業になるため、ルーチン作業を望んでいる方にはおすすめの職種になります。
宅建資格を活用した転職ステップ
宅建士の職業について情報を収集
転職用のエージェントサイトに登録
転職エージェントより希望職や希望年収、業界情報について情報収集
希望する企業へ応募し、面接を受ける
転職エージェントに登録
宅建資格を活用して転職する場合は、早めに転職エージェントに登録することがおすすめです。
転職エージェントへの登録後は、必ず転職する必要はないため、安心して登録してください。
- 転職エージェントとは
- 転職エージェントとは、転職を検討している方へ、転職成功を支援するサービス。
業界動向や転職ノウハウを熟知しているキャリアアドバイザーが、転職活動をサポートします。
情報収集で時間を掛けるよりも、転職エージェントに登録してキャリアカウンセリングを受けることがおすすめです。
キャリアカウンセリングでは、自分の希望年収や希望職種、勤務地に合った企業を紹介してくれます。
はっきり言って、誰にも相談せずに転職先の情報を集めるのは、かなり非効率です。
転職のプロに相談することで、実際の仕事をイメージすることができます。
転職エージェント登録は無料のため、最低でも3つには登録しましょう。
担当者によって当たり外れがあるため、転職エージェントは3つ以上登録することがおすすめです。
宅建資格を活用する場合は、以下4つのエージェントサイトがおすすめになります。
おすすめ転職エージェントサイト(無料登録)
まとめ
今回は宅建資格を活用した転職について紹介しました。
宅建資格は主に「不動産」「金融」「建築」業界にニーズがある資格のため、転職時にはかなり有利です。
初めて転職する場合は不安もありますが、早めに無料で登録できる転職エージェントサイトを活用しましょう。
転職の有無にかかわらず、転職のプロに業界や職業について、情報収集することがおすすめです。
転職エージェントより話を聞くことで、転職の具体的なステップや、現実的な転職先を選定することができます。
実際にネット上に出回っている情報だけでは、転職活動をイメージすることができず、はっきり言って時間の無駄ため、カウンセリングだけでも早めに受けるようにしましょう。